夜、玄関のチャイムが鳴りました。
出てみると見知らぬ男性が立っていました。
上の階の住人の方でした。
さては息子の連日の大泣き＆叫び声に苦情が来たかと覚悟を決めていたら
そうではありませんでした。
その方が言うには、
うち宛の郵便物が隣あってる自分のポストに間違って入っていて、
てっきり自分宛のものだと思って宛名を確認せずに開封したそうです。
そして開封して初めて自分宛の郵便物ではないことに気づき、
わざわざ菓子折りを持って謝罪に来てくださったのです。
若い男性だったのですが、
開封したことを本当に申し訳なく思っているようで、
かなり恐縮していました。
郵便物を差し出す手が震えていたくらいです。
「今までも上の階の方の物がうちのポストに入っていたりというような
　郵便物の間違いは何度かあったから、
　わざと開封してわけではないことはわかっているので、
　心配しなくて大丈夫ですよ。この菓子折りも結構ですよ」
と言ったのですが、
「いえいえ。そういうわけには」「いや大丈夫です」「いやいや」の押し問答になり、
結局お言葉に甘えて菓子折りを頂いてしまいました。
その郵便物を黙って捨ててしまえば証拠はなくなるというのに、
事情を説明しに来てくれたその誠実さと勇気に感動し、
この重慶マンションにはまだまだ人情が残っていると思いました。

先週、無事入園が終了しまして、本日初登園でした。
入園式当日の朝、布団は濡れ、トイレの床も濡れ、
手洗い場の椅子の上にもうん○が落ちていて、
しかも息子が自分で踏んづけていて、もう散々でした。
怒りながら大屋政子のような衣装で、
カメラマン役の友人との待ち合わせ場所に急ぎます。
わたくしは待ち合わせ時刻に出発するという大失態でしたが、
友人は、入園式らしくない衣装で現れたわたくしに唖然とするのが先で、
待ち合わせ時刻に遅れたことは特に口にしませんでした。
いい人です。
何ヶ月か前にこの友人・Yっひーが、
「入園式撮ってあげようか？」
と言った言葉を入園式前日に思い出したので、
メールをしたら来てくれることになりました。
本人もすっかり忘れていたそうです。
いい人です。
Yっひーはプロのカメラマンなので、
三脚持参でハイビジョンビデオカメラで撮ってくれました。
すんごい間近で毛穴と鼻の穴も撮られました。
それと入園式最中の先生の紹介の場面で、
可愛い先生にターゲットを絞り撮影していたため、
別の先生が紹介されているのにその人しか映っていませんでした。
自分の好みで撮影するところも俺流のこだわりがあるようです。
でも家族の写真も撮ってくれました。
↓

「ガラベーヤで行ったら？」と勧めたのですが、
一応キリスト教系幼稚園なので自粛しました

息子抜きで
式では息子は自分の名前をしっかり言えて、
泣きもせず喧嘩もせず、ブカブカの制服を着て座っていました。
これから3年間、楽しい幼稚園生活になるといいね。
送り迎と弁当作りを頑張ります。

戸塚市場が閉鎖されて2週間が過ぎました。
現在、魚とは縁のない食生活になっています。
プラッと買いに行けた場所がなくなり、気分的に落ち込んでおりましたが、
もう１軒小さな個人商店のトクマルストアーを活用しています。
そこは使い切れる量の豚肉が置いてあったり、
時々牛乳がえらく安くなっていたり、
ヨーグルトやお菓子も安く、惣菜も手作りです。
仏壇スーパーの安い豚挽き肉は半分以上が脂身というとんでもない代物なので、
わたくしは専らこちらで買っております。
しかも仏壇スーパーより安いし。
ここはわたくしの中ではコンビニとスーパーの中間の存在で、
併設の八百屋さんと一緒によく行ってました。
特に八百屋さんのぬか漬けのファンです。
冷蔵庫の容量の問題でぬか漬けを作ることができない我が家では、
ここのぬか漬けがよく食卓を飾ります。
かぶが美味しいのです。
その日も牛乳を買いに行きました。
ふとレジの横の張り紙を見ると、こう書いてありました。
「昭和、平成と営業してまいりましたが4月30日をもって閉店します。
　長い間のご愛顧ありがとうございました」
なぬ。
またこの界隈の個人商店が閉店です。
しかもお気に入りの店。
またかよー。こりゃジンクス確定。
もうね、こう閉店の波状攻撃ではわたくしの身ももちません。
これからひき肉をどこで買えばいいのでしょう。
安いツナ缶はここで買いたいのに。
お菓子もここで買いたいのに。
それよりもぬか漬けが消えてしまう。
八百屋さんのおじさんとお話しました。
「今月いっぱいで閉店なんですね・・・。
　ここのぬか漬け好きなのに・・・」
「そうなんだよねー。ここで50年やってたんだけどねー」
戸塚市場は90年。
トクマルストアーは50年。
半世紀以上やってたお店が段々少なくなり、
新しくできていくのは、コンビニかラーメン屋かカレー屋ばかりのこの界隈。
そんなのここじゃなくてもどこにでもあるじゃん的な店ばかりが増え、
歴史のある店は店じまい。
チェーン店のカレーやコンビニの弁当はどこでも同じ味だけど、
ぬか漬けはあの八百屋にしか出せない味なのに。
家によってぬか漬けの味が違うのは、その家の菌によるもので、
いわばあのぬか漬けはトクマルストアーの歴史そのものじゃないかしら。
いつから漬けてたのか今度聞いてみようっと。
冷蔵庫が大きかったら、ぬか床を譲ってもらいたいくらいです。
そういえば、早稲田に去年の暮れにOPENしたボワ・ド・ヴァンセンヌというパン屋さんは、
盛岡市でやってたパン屋さんなのですが、
郊外型ショッピングセンターができてから、経営が大変になったそうで、
生まれ育った早稲田に戻ってきたようです。
個人でもやっていけるパン屋ですらそうなのですから、
ミニスーパーはもっともっと苦しいと思います。
少し前に隣にコンビニまで出現したというのに、
トクマルストアー、よくぞここまで頑張ってくれたという感謝の気持ちでいっぱいです。
とりあえず今月はぬか漬けをたくさん食べます。

夫がいつもSKY.FMでボサノバを聴いているので、
どんなものかと覗いてみたら、ボサノバ以外にも豊富なジャンルがあるではありませんか。
こりゃ便利だわいということで、わたくし好みの70’sを聴いてみます。
デヴィッド・ボウイ、ビージーズ、ドゥービーブラザーズ、フリードウッドマックなどなど
懐かしいものばかりがザクザク流れています。
この頃の音楽を聴いたり、映画を見るといつも思うのですが、
70年代に青春を過ごしてみたかったです。
元々TVよりもラジオが好きなので、
インターネットラジオはとても助かります。
特に余計なMCもなく音楽だけ流れているところが、
他の作業を邪魔せずに済みますし。
中学生の頃は、「いつか有線を入れたいなー」と夢を描いていましたが、
ネットラジオが普及した現在では、その夢がいとも簡単に叶えられてしまいました。

ブログのコメントに時々見かけるものに、
『姉とのやり取りが面白い』というものがあります。
そしてこのブログを読んでいる友人からも
「お姉ちゃん面白いね」
と言われることがあります。
最近も言われました。
ということで、そんな姉ファンの方々のために
姉にまつわる素敵なエピソードを2,3語ってみたいと思います。
文章内に間違いがあったら、本人がコメントしてくると思います。
1）
姉と子供達がヤスダヨーグルトの直営ショップへ行った時のことです。
ここではアイスクリームやフローズンヨーグルト、ソフトクリームが食べられます。
アイスクリームが大好きな子供達には「高いから」という理由でシングルにして、
アイスクリームが大好きな自分はダブルを頼んだそうです。
そしてダブルを平らげた後、更にお替りをしたそうです。
後日、わたくしと一緒に行った時にも、
ダブルの後にもソフトクリームを食べていました。
これが普通らしいです。
どのくらいアイスクリームが好きかと言いますとこのくらいです。
2）
去年のわたくしの誕生日に、姉からメールが来ました。
「今日は麻里の誕生日なので、
　貴方の好きな一本気（帰省すると必ず行くラーメン屋）に行って来ました。
　美味しかったです」
3）
今年の息子の誕生日に電話が鳴りました。
受話器を取るとFAXの音がします。
現在我が家では迷惑FAX防止のために、
事前に送ると連絡のあったFAX以外は拒否しています。
なので、このFAXも当然拒否しました。
2分後。
また電話が鳴りました。
受話器を取ります。
「何で家にいるのにFAX受信しないのよーー！！！！」
姉からでした。
凄い剣幕です。
息子の誕生日のお祝いのイラストと文章を送るためにFAXしたそうです。
FAXを受信しなかった理由を説明したら、
打って変わっておとなしくなりましたが、
先程の今にも噛み付きそうな口調からは別人のようです。
その後、無事FAXは届きましたが恐かったです。
他にも姉にまつわる過去の傑作エピソードは、
秋刀魚ネタや漫画ネタもあります。