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2009年12月23日

萩尾望都原画展

漫画家・萩尾望都さんの原画展に行ってまいりました。
古くは『ポーの一族』『トーマの心臓』
最近では『残酷な神が支配する』などの作品が有名ですが、
少女漫画家を知らない方には、
菅野美穂主演でTVドラマ化された『イグアナの娘』ならご存知かもしれません。
さて、原画展初日のOPEN15分後くらいに行ったらすでに混雑していました。
原画を観るには支障はないのですが、
出口のグッズ販売のブースに人がとぐろを巻いていました。
皆様、「今ここで買うの?」ってくらいどっさり漫画を持っているんですわ。
原画展効果抜群です。
さて、原画展ですが、
今まで文庫本サイズで読んでいた物が、
大きい紙にペン入れされている作品として間近で観るという行為は、
ファンとしては興奮します。
ここにホワイトを入れるのか、ペンはGペンかしら、
カラーは何の水彩かしら等等、
色々想像を膨らませながら眺めるのです。
中でも好きな作品の一つの『11人いる!』
『スター・レッド』の原稿を見れたのは感激しました。
ああ、ここでセイが登場するんだわ。
「1人多い!」って衝撃的な始まりだったなあ。
各作品で原画は数枚ずつですから、展示品の続きがすぐさま読みたくなります。
こりゃ販売ブースが長蛇の列になるのも頷けますな。
おかげでダンボールに封印してある萩尾望都作品を片っ端から読みたくなりました。
少女漫画が苦手な方にもオススメできるSF作品もありますので、
男性にも読んでいただきたい漫画家の1人です。

2009年12月22日

今年最後のカレーランチ会

幼稚園のお友達の御宅をお借りして、
今年最後のカレーランチ会を開催しました。
といっても参加者はわたくしを含め3名。
こじんまりとしたランチ会に対して、
作った料理はジャスミンライスも入れて12品という豪華さです。

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映っている細い人はわたくしではありません ※クリックで拡大
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にんじんサラダ
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キャベツとダルの煮込み
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便秘に効くラッサム
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じゃがいものスパイス炒め
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ココナッツとヨーグルトのカレー
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チキンカレー
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サンバル
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ヨーグルトとトマトを混ぜたもの
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目下ハマる人続出のキャベツのトーレン
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水を吸いすぎて固まったダル
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割れたパパドを揚げたもの
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全部のせ ※クリックで拡大
自分で作っておいてなんですがミールスは美味しいです。
チキンカレーはなくてもいいくらい野菜と豆のカレーは素晴らしいです。
カレーランチ会は来月またやる予定です。

2009年12月21日

新型インフルエンザの予防接種

コチラで書きましたように予防接種に初挑戦してきました。
結果。
何の異常も見られませんでした。
一安心です。
幼稚園のお友達と一緒に受診したためか、
いつも注射で泣いて暴れていた息子が、
全く泣かずに「全然痛くなかったよ」と強がっていました。
お友達と一緒作戦大成功の巻。

2009年12月20日

2009年クリスマス会終了

去年はかいぐりマンに扮したクリスマス会が、
今年もやってきました。
今年は去年のような踊る役ではなく、1人裏方の刑に服しました。
音響です。
2年連続で運動会の音響ですし、
誰もやり手がいないので当然の人選でした。
今年の母達の出し物はドリフがベースです。
ドリフの聖歌隊に扮し、ヒゲダンスや手品、早口言葉、
ドレス姿でダブルダッチ、最後はビバノン音頭で締めくくります。
ドリフチームは入念なメイクを施し、手品隊は水の入ったバケツを回し、
聖歌隊は手話付きの歌を歌い、
ドレス隊はフリフリロングドレスでダブルダッチに側転までしてくれました。
各チーム、朝練や入念な打ち合わせをして、
毎日大変そうでしたが、
その甲斐あって、本当に素晴らしい出し物だったと思います。
子供達も喜んでくれたようで、結構うけていました。
わたくしはパンジャビドレスを着たトナカイの格好で音響をしていました。
最後のビバノン音頭の途中で、各チームの紹介があり、
チームごとに決めポーズをするのですが、
わたくしは音響1人で紹介されるので、
決めポーズも自分で考えなくてはなりません。
悩みに悩んでやったのがハルク・ホーガンの「イチバァーン!」。
ドリフ以上に子供達は知らないと思います。

2009年12月19日

息子行方不明事件

もうすぐ幼稚園も冬休みに入ってゆっくりできそうな時期に
とんでもないことが起こりました。
幼稚園が終わると、園児達はいつものように山のある公園を登ったり降りたり、
あちらこちらで探検をしています。
年少の頃は探検に行ったまま戻ってこないと悪いので、
金魚の糞のようについて回っていましたが、
今は親達のいる場所へ帰ってくることを覚え、
そこまで走り回ることはなくなりました。
その日も園児同士2人で山を登って行った息子の姿を見届け、
しばしお母様と話しておりまして、
戻ってこないからちょっと見てこようとわたくしも登ったのですが、
息子はいません。
幼稚園の庭や、他に園児が集まっている場所を覗きましたが、
息子とお友達の姿がありません。
そこへ同じように息子さんを探しているお母様に出くわしまして、
3名を探すことになりました。
おおかた箱根山に登っているのだろうと階段を登りましたが、
頂上にはいません。
あたりを見回し、大声で名前を呼びながら公園で行きそうな場所を探しますが、
いません。
一緒にいなくなったお母様達もまだ見つけられないということで、
他のお母様方にも手分けして探してもらうことになりました。
電話で『○○を探した。今度は××へ行く』と連絡を取りながら、
必死の捜索です。
自転車で早稲田の文学部方面や公園内のトイレも探しますが、
いません。
明治通り側の公園も探しますが、いません。
すると新情報が回ってきました。
国立医療センター前の警備の方が子供3人組を見たというではありませんか。
すでに公園を出ていったようです。
そうこうしているうちに1時間半が経ち、
辺りも暗くなり始めてきたので、
交番のアドバイスに従って110番することにしました。
その後も捜索を続けようと自転車で自宅方面に向かっている途中に
見つかったとの連絡が入りました。
一緒にいなくなったお友達の家の前で3人で遊んでいたそうです。
もしやと思った幼稚園のとあるお母様が自転車で見に行ったところ、
楽しそうに遊んでいたとのことです。
その知らせを聞いて安堵すると同時に、怒りが湧き上がってきました。
その怒りのパワーを動力に、
7%勾配の箱根山通りを人力自転車で登りきりました。
毎日怒っていれば電動自転車も不要です。
そして、息子を含めた園児3名を1人のお母様がタクシーで迎えに行き、
幼稚園に連れてきて、身柄確保後110番で通報解除をすることになりました。
それまでは交番の方の簡単な事情聴取です。
心配で心配でハラハラしていた母達とは裏腹に、
幼稚園に戻ってきた息子達の顔はキラキラしていました。
手にはそれぞれグレープフルーツや、メジャー、
ガチャガチャの空きケースを持っています。
とてつもない冒険をしてきたようで満足顔です。
しかし交番の方から『子供だけで出かけてはいけない』
というようなお話していただき、
次に担任の先生、主任の先生からお話していただき、
さすがに息子達も悪いことをしてしまったと思ったようで、
しょんぼりしています。
「家に帰ったらこってり絞ってやるから覚悟しとけよ、このやろー」
と心の中で思いながら、お母様達とお別れしました。
それなのに息子は自転車で寝てしまいまして、
そのまま21時頃まで死んだように寝ていました。
ルートを見ると2km近くを歩いたようで、
相当疲れたのでしょう。
息子が起きて落ち着いたところで、
わたくしも頭ごなしに叱ることはやめて、
言葉を選びながら諭すように話しました。
するとそれまで泣かなかった息子の目に
涙が溜まっていくのがわかりました。
息子もわかってくれたようです。
年少時に脱走御三家と言われていた息子。
他の2名は御三家から抜けたのに、息子だけが今も現役です。

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